防音個室でWeb会議ができるワークスペース7選
【静岡編】

静岡駅・新静岡駅周辺のコワーキングスペース・シェアオフィス・個室ワークブースを比較しました。Web会議・Web面接・テレワーク・自習まで、目的別に料金帯を整理しています。

運営者による記事 この記事は防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が書いています(この記事の比較対象に運営者の拠点は含まれていません)。詳しく

本記事では、静岡エリアで選べるワークスペースの特徴や料金相場、選び方のポイントを整理しました。Web会議・Web面接・リモートワーク・テレワーク・自習など、利用目的に合わせて最適なスペースを見つけましょう。

静岡駅コンコースにある東海道新幹線のブース、新静岡駅前のコワーキング、七間町や葵区のシェアオフィス、駅直結のレンタルオフィスまで含めて比較しています。「静音性」「料金」「駅からの近さ」は施設によって差があるため、このページでは実際に確認できた7施設を、目的別に2つのグループに分けて紹介します。それぞれの中では料金が安い順に並べています。

なお、完全に密閉された個室ブースは消防法上の設備基準にかかるため、多くのブース型ワークスペースは意図的にわずかな音の出入りを残す設計になっています。「防音個室」とはいえ完全な無音室ではない点は、どの施設も共通の前提としてご了承ください。

「コワーキングスペース」「シェアオフィス」と呼ばれている施設には、オープン席が中心のものから、個室ブースを設置したもの、法人向けの施設まで幅があります。このページでは、長時間のWeb会議や、内容を聞かれたくない面接・商談、集中して声を出したい自習などでも使いやすい、ドロップイン利用の1名用の個室(あるいは個室ブース)を比較しました。

1人用の防音ワークブース(個室ワークスペース)が選ばれる理由

スペースマーケットの調査によると、駅チカの個室型ワークスペース(ワークボックス)の需要はこの5年間で48倍に拡大しました。同期間の会議室需要の伸び(2.4倍)と比べても突出しており、外出先や移動中でも安心して話せる個室空間へのニーズの高まりがうかがえます。

利用者調査では、47.1%が「移動時間の間にWeb会議が入り、オンラインで話せる場所が必要だった」と回答しており、突発的なWeb会議への対応が主な利用動機になっています。スペース選びで重視される基準は「駅からの近さ・アクセスの良さ」(39.1%)、「料金の安さ・コストパフォーマンス」(31.2%)、「Wi-Fi環境」(6.5%)の順で、このページで施設をグループ分けしている軸ともほぼ一致しています。

また、利用者の約25%はビジネス以外の目的でも活用しており、休憩や身支度、オンライン診療、語学学習などの自習、趣味の作業まで用途は広がっています。Web会議やテレワークに限らず、外出先でひとりになれる静かな場所として、自習、語学学習のオンラインレッスンや推し活にも1人用の防音ブースが選ばれています。コワーキングスペースやシェアオフィスの中でも、こうした用途では個室ブースを備えたタイプが選ばれやすくなっています。

出典:株式会社スペースマーケット「ワークボックス利用者向けアンケート」(2026年2月実施・有効回答138名)、プレスリリース(2026年4月15日・4月22日)

静岡ってどんな街?

静岡駅は東海道新幹線と東海道本線が停まる、静岡県の県庁所在地の中心駅です。新幹線ひかり・こだまで東京から約1時間、名古屋からも約1時間という位置にあり、日帰り出張の目的地としても経由地としても使われます。駅から徒歩数分の場所には静岡鉄道の新静岡駅と新静岡セノバがあり、呉服町・両替町といった中心商店街もこの一帯に集まっています。

駅の北口側には静岡葵タワーをはじめとするオフィスビルが並び、県庁・市役所や企業の支店・営業所が集中するビジネスエリアになっています。一方、南口側は住宅と中小のオフィスが混在するエリアです。

そのため静岡は、「出張の移動の合間に1時間だけWeb会議を入れたい」「取引先訪問の前後に静かな場所で資料を確認したい」というニーズが出やすい街です。ただし東京や大阪と違い、1名専用のブース型ワークスペースの数はまだ限られています。街なかのブース型サービスであるテレキューブやCocoDeskは静岡駅周辺に設置がなく、JR東日本のSTATION BOOTHもエリア外です。時間単位で使える完全個室は、駅コンコースの新幹線ブースと、御幸町のシェアオフィスが用意しているWeb会議用の個室の2つが軸になります。

1人用の完全個室を時間単位で使いたい方向け

1名で使える完全個室を、時間単位で予約できる施設です。Web会議・オンライン面接・オンライン試験など、声を出す用途に向いています。

静岡シェアオフィス(完全個室ドロップイン)

株式会社CSA不動産
駅からの距離
静岡駅(JR東海道本線)徒歩3分(葵区御幸町11-8 レイアップ御幸町ビル2F)
料金目安
完全個室ドロップイン 1人あたり2時間 ¥1,100〜(以後1時間ごと ¥550加算)。フリー席ドロップインは ¥1,100/日、固定席 ¥1,650/日
特徴
公式に「WEB会議に特化した完全個室」として案内されているドロップインで、静岡駅周辺で時間単位で借りられる個室としては最も安い。1〜10名まで対応。TVモニターは無料貸出、集音マイク ¥1,100・WEBカメラ ¥1,650の有料貸出あり。利用可能時間は9:00〜18:00と限られる。受付スタッフは平日・土日祝 9:00〜18:00に常駐

EXPRESS WORK-Booth 静岡駅

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
駅からの距離
静岡駅 コンコース[改札外](改札を出てすぐ)
料金目安
¥330/15分(¥1,320/時換算)
特徴
JR東海が東海道新幹線沿線の12か所に展開する1人用の完全個室ブース。デスク・チェア・電源・Wi-Fiを備える。営業時間 7:00〜21:30(全日)で、土日祝も同じ時間で使え、夜も21時台まで対応できるのは静岡駅周辺ではここだけ。ただし利用にはEX予約またはスマートEXの会員登録を済ませたうえで、EXPRESS WORKの会員登録が必要

腰を据えて作業したい方・月額契約の方向け

1人用の密閉ブースではありませんが、長時間の作業や拠点としての利用まで見据えるならこちら。1日単位で使える施設と、月額契約が前提のシェアオフィス・レンタルオフィスを掲載しています。

COTERRACE(コテラス)七間町

株式会社トライアンフィル
駅からの距離
静岡駅(JR東海道本線)徒歩約10分(葵区七間町7-8 セブンセンタービル2F)
料金目安
フリー席ドロップイン ¥1,650/日(学生 ¥500/日)。ミーティングルーム単独利用 ¥2,750/時、フォトブース単独利用 ¥2,200/時。月額フリースタイルは全日 ¥16,500/平日のみ ¥11,000/週末のみ ¥5,500(別途入会金)
特徴
個室6室・ブース8室・ミーティングルーム(最大6名)・フォトブースを備えるコワーキングスペース。営業時間 平日9:00〜21:00、土日祝10:00〜19:00。2025年5月19日以降、土日祝のドロップインは終了しているため、単発利用は平日のみ。通話については「他のお客様の迷惑にならないよう」との案内があるのみで、Web会議可否の明示はない

BIZcomfort静岡

株式会社WOOC
駅からの距離
新静岡駅(静岡鉄道)徒歩1分/静岡駅(JR東海道本線)徒歩4分(葵区伝馬町1-2 ホテルシティオ静岡 3F・4F)
料金目安
ドロップイン(¥440/時・¥1,650/日)は2026年8月時点で「停止中」。スポット利用は1分プラン(登録事務手数料 ¥5,500 + 利用料 ¥6/分=¥360/時相当)。月額は土日祝プラン ¥4,400/毎日プラン ¥11,000/半個室プラン ¥24,200〜/個室プラン ¥27,500〜 など
特徴
ホテルシティオ静岡内のコワーキングスペース。高速Wi-Fi・各席電源・フリードリンク付き。テレフォンブースあり。月額会員は24時間365日利用可能。1分プランは単価こそ安いが登録事務手数料 ¥5,500が別途かかるため、1回だけのスポット利用には向かない。※1人用の密閉ブースではないため、通話・Web会議の可否は事前にご確認ください。※ドロップインの受付状況は変わることがあるため、当日利用の前に公式サイトでご確認ください

いいオフィス新静岡 by =ODEN

静岡鉄道株式会社
駅からの距離
新静岡駅(静岡鉄道)徒歩約3分/静岡駅(JR東海道本線)徒歩約10分(葵区鷹匠2-8-10)
料金目安
月額制。オープンメンバー ¥16,500/プレミアムパスポート(いいオフィス全国利用可)¥22,000。ドロップイン(一時利用)は不可
特徴
静岡鉄道が運営するコワーキングスペース。約40席、会議室・個別ブースあり。「Web会議可(ヘッドホン利用必須)」と明記されている数少ない施設。営業時間 9:00〜18:00、土日祝休み

リージャス静岡葵タワービジネスセンター

日本リージャス(IWGグループ)
駅からの距離
静岡駅(JR東海道本線)北口直結・徒歩1分(葵区紺屋町17-1 葵タワー1F)
料金目安
月額はコワーキングメンバーシップ ¥10,900〜/オフィスメンバーシップ ¥24,900〜/シェアオフィス ¥38,900〜(12か月契約時)。会議室は Livepool(8名)¥5,500/時、Sheffield(6名)¥4,300/時
特徴
葵タワー内のレンタルオフィス。プライベートオフィス100室、会議室2室。契約者は24時間アクセス可。オープンスペースでの長時間の電話・オンライン会議は不可とされており、声を出す用途では有料会議室の利用が必要。単発のドロップイン料金は公式サイトに掲載がなく、提携サービス経由での利用(平日9:00〜18:00・土日祝不可)が中心

ジブンオフィス[Colony]

ジブンオフィス[Colony]
駅からの距離
静岡駅(JR東海道本線)徒歩10分(葵区人宿町1-1-10 SOZOSYA Mビル3F)
料金目安
月額制。全日フリースペース ¥30,000/固定席 ¥40,000〜¥45,000/週末のみ ¥10,000(別途登録料 ¥5,000・税抜)。時間貸しドロップインは準備中で、現時点では設定なし
特徴
24時間365日利用できるシェアオフィス。ワークスペース、ミーティングルーム、和室スペース、キッチンを備える。個室・ブース・電話ブースはなく、すべて共有エリア。通話・Web会議の可否は公式サイトに記載がないため、事前確認をおすすめします

まとめ|静岡で自分に合ったワークブース・ワークスペースを見つけよう

1人用の完全個室を時間単位でWeb会議・オンライン面接など声を出す用途向け。御幸町のシェアオフィスが用意するWeb会議用の完全個室と、駅コンコースの新幹線ブースの2つ
腰を据えて・月額契約長時間の作業や拠点としての利用まで見据える方向け。七間町のコワーキング、新静岡駅前の2施設、駅直結のレンタルオフィスが中心

時間単位で完全個室を使いたい場合、静岡駅周辺の選択肢は実質2つです。料金では静岡シェアオフィスの完全個室ドロップイン(1人あたり2時間 ¥1,100〜、以後1時間ごと ¥550)が安く、Web会議に特化した個室として公式に案内されている点でも分かりやすい選択肢になります。TVモニターの無料貸出もあるため、資料を映しながらの打ち合わせにも向いています。

一方、時間帯の自由度ではEXPRESS WORK-Booth 静岡駅(¥330/15分=¥1,320/時)が上回ります。静岡シェアオフィスの個室ドロップインは9:00〜18:00に限られるのに対し、新幹線ブースは全日7:00〜21:30。早朝の移動前や、夕方以降の予定にはこちらしか選べません。ただし利用にはEX予約またはスマートEXの会員登録を済ませたうえで、さらにEXPRESS WORKの会員登録が必要で、急にWeb会議が入ったその場で使い始めるのは難しい点に注意してください。

1日単位で腰を据えるなら、静岡シェアオフィスのフリー席(¥1,100/日)とCOTERRACE七間町(¥1,650/日)が候補です。ただしCOTERRACE七間町は2025年5月19日以降、土日祝のドロップインを終了しているため、単発利用は平日のみになります。

注意したいのは、時間貸し・一時利用をやめている施設が多いことです。BIZcomfort静岡のドロップイン(¥440/時)は2026年8月時点で「停止中」と表示されており、スポット利用は1分プラン(登録事務手数料 ¥5,500+¥6/分)に切り替わっています。いいオフィス新静岡 by =ODEN はドロップイン不可、ジブンオフィス[Colony]は時間貸しが準備中。公開されている料金表に時間単価が載っていても、実際にその場で使えるとは限らないため、当日利用の前に各施設の公式サイトで受付状況をご確認ください。

営業時間で選ぶなら、24時間365日使えるのはBIZcomfort静岡(月額会員)、リージャス静岡葵タワー(契約者)、ジブンオフィス[Colony]です。土日に使いたい場合は、EXPRESS WORK-Booth(全日7:00〜21:30)、静岡シェアオフィス(土日祝も受付9:00〜18:00)、COTERRACE七間町(土日祝10:00〜19:00・ドロップインは不可)が候補になります。

この記事の書き手について

この記事は、防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。ブースを運営している立場から、他社の施設も公開情報をもとに確認して比較しています。2026年8月時点で静岡エリアに運営者の拠点はないため、この記事の比較対象に運営者自身の施設は含まれていません。各施設の料金・設備は各社の公開情報および予約サイトの掲載内容をもとに、2026年8月時点で確認できた範囲で記載しています。料金は時間帯・曜日・予約サイトにより変動する場合があります。最新の情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

Web会議用ブース比較メモ|防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。