このページでは、新大阪エリアで長時間のWeb会議、内容を聞かれたくないオンライン面接・商談、集中して声を出したい自習などでも使いやすい、ドロップイン利用の1名用の個室(あるいは個室ブース)を比較しました。出張中のリモートワーク・テレワークの拠点として、また移動の合間に急に入ったオンライン会議の逃げ場としても使えます。「コワーキングスペース」「シェアオフィス」「ワークブース」といった呼び名の違いは、用語の意味のページで整理しています。
新大阪駅東口周辺には、無人運営の格安ミニブースが密集しているほか、駅の在来線改札内で使えるテレキューブや、野村不動産・Regusといった法人向けブランドの個室まで、幅広い選択肢があります。「料金」「駅からの近さ」「設備の充実度」は施設によって差があるため、このページでは実際に確認できた9施設を、目的別に2つのグループに分けて紹介します。それぞれの中では料金が安い順に並べています。
なお、完全に密閉された個室ブースは消防法上の設備基準にかかるため、多くのブース型ワークスペースは意図的にわずかな音の出入りを残す設計になっています。「防音個室」とはいえ完全な無音室ではない点は、どの施設も共通の前提としてご了承ください。
1人用の防音ワークブース(個室ワークスペース)が選ばれる理由
スペースマーケットの調査によると、駅チカの個室型ワークスペース(ワークボックス)の需要はこの5年間で48倍に拡大しました。同期間の会議室需要の伸び(2.4倍)と比べても突出しており、外出先や移動中でも安心して話せる個室空間へのニーズの高まりがうかがえます。
利用者調査では、47.1%が「移動時間の間にWeb会議が入り、オンラインで話せる場所が必要だった」と回答しており、突発的なWeb会議への対応が主な利用動機になっています。スペース選びで重視される基準は「駅からの近さ・アクセスの良さ」(39.1%)、「料金の安さ・コストパフォーマンス」(31.2%)、「Wi-Fi環境」(6.5%)の順で、このページで施設をグループ分けしている軸ともほぼ一致しています。
また、利用者の約25%はビジネス以外の目的でも活用しており、休憩や身支度、オンライン診療、語学学習などの自習、趣味の作業まで用途は広がっています。新幹線の乗り換え拠点である新大阪では、出張の合間の1本の電話やオンライン打ち合わせのためだけに使う方も多いエリアです。
出典:株式会社スペースマーケット「ワークボックス利用者向けアンケート」(2026年2月実施・有効回答138名)、プレスリリース(2026年4月15日・4月22日)
新大阪ってどんな街?
新大阪駅は、東海道新幹線と山陽新幹線の分岐点にあたる、西日本有数のターミナル駅です。JR京都線・おおさか東線、大阪メトロ御堂筋線も乗り入れ、大阪駅(梅田)まで在来線でわずか3分というアクセスの良さから、出張時の乗り換え拠点として利用するビジネス客が非常に多いのが特徴です。
駅周辺はオフィスビルやビジネスホテルが密集し、観光地としての色合いが強い梅田・難波エリアと比べると、平日昼間から出張族やビジネスパーソンの姿が目立つ落ち着いた雰囲気があります。東口(南口)側は新幹線改札に近く飲食店も多い一方、西中島南方駅方面まで足を延ばすと、雑居ビルに入った個室ワークブースが数多く点在しています。
駅周辺にコンビニや飲食店が充実しているため、Web会議やリモートワークの合間の食事や休憩にも困りません。新幹線の待ち時間や乗り換えの合間に、駅の内外どちらでも防音個室を使えるのがこのエリアの利点です。
※「METROMINUTES」表記の施設は、運営者の拠点と同じ運営会社が管理していますが、別事業者の物件です。
安さ重視で使いたい方向け(目安 ¥800/時以下)
コストを抑えたいが個室空間を重視する方向け。新大阪駅東口・西中島エリアの無人運営ミニブースが中心です。
SpemaBox_新大阪東口運営者の拠点
- 駅からの距離
- 新大阪駅(JR京都線・東海道新幹線ほか)東口(南)徒歩1分
- 料金目安
- ¥299/時〜
- 特徴
- 防音個室・無人運営でスマホから即予約(営業時間7:30〜22:00、日曜も営業)全3ブース。現在建物で大規模修繕工事が実施されており、時間帯により工事音・振動が入る場合があります
新大阪ワークピット
- 駅からの距離
- 新大阪駅(JR京都線)徒歩3分
- 料金目安
- ¥462/時〜(最低利用1.5時間から)
- 特徴
- 1〜2名用の完全個室(6㎡)。オープン記念価格。空調の音がやや気になるとのレビューあり
PaO Work新大阪(No.1)
- 駅からの距離
- 新大阪駅(大阪メトロ御堂筋線)7番出口徒歩5分/西中島南方駅徒歩6分
- 料金目安
- ¥535/時〜
- 特徴
- ミニマルワークブースPaO。全4ブース。レビュー評価4.6と高評価
シュシュWork新大阪(No.4)
- 駅からの距離
- 新大阪駅(大阪メトロ御堂筋線)7番出口徒歩3分/西中島南方駅徒歩5分
- 料金目安
- ¥537/時〜
- 特徴
- ミニマルワークブースPaO。全4ブース(小サイズ2・中サイズ2)。2025年にエアコンを新品交換済み
ミニマルワークブース新大阪(No.4)
- 駅からの距離
- 新大阪駅(JR京都線)東口徒歩1分
- 料金目安
- ¥766/時〜
- 特徴
- ミニマルワークブースPaO中サイズ。全4ブース。運営者の拠点のごく近くにある別区画です
腰を据えて集中・法人利用したい方向け
高い防音性や快適な設備、駅構内アクセスを重視する方向け。在来線改札内のテレキューブに加え、野村不動産・Regusといった法人向けブランドの個室も参考として掲載しています。
CocoDesk 新大阪丸ビル別館(LI-21)
- 駅からの距離
- 新大阪駅(JR京都線)東口徒歩2分
- 料金目安
- ¥330〜1,320/時(土日祝は3時間¥990の特別プランあり)
- 特徴
- 無線LAN・電源・モニター完備の個室ブース。丸ビル別館1Fエントランス内。近くに喫煙所があり、人の話し声が気になるとのレビューあり
テレキューブ 新大阪駅在来線改札内
- 駅からの距離
- 新大阪駅 在来線改札内(新幹線改札からも徒歩1分)
- 料金目安
- ¥1,500/時
- 特徴
- 駅構内設置の個室型ワークブース。スマホで予約・解錠。営業時間7:00〜21:00、入場には乗車券等が必要
Regus オフィススペース(個室)
- 駅からの距離
- 新大阪駅徒歩5分
- 料金目安
- ¥4,212/時〜(期間限定価格)
- 特徴
- 壁と扉で仕切られた独立型個室。受付常駐のシェアオフィス内。掲載価格は期間限定のキャンペーン料金のため、通常料金は要確認
新大阪エリアの個室ワークスペース比較表
料金・鍵・防音・駅からの距離を一覧にしました。Web会議やオンライン面接など、声を出す用途で選ぶときの目安にしてください。
| 施設 | 料金(1時間あたり・税込) | 個室タイプ | 鍵 | 防音 | 駅からの距離 | 営業時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SpemaBox_新大阪東口 運営者の拠点 |
¥299〜594/時 土曜 299円/それ以外 594円 |
○ 1名用・完全個室(全3ブース) | ○ あり | ○ あり | JR新大阪駅 東口(南)徒歩1分 | 7:30〜22:00 日曜も営業 |
| 新大阪ワークピット | ¥462/時〜 最低利用1.5時間から |
○ 1〜2名用完全個室(6㎡) | 記載なし | △ 空調音が気になるとのレビューあり | 新大阪駅 徒歩3分 | 要確認 |
| PaO Work新大阪(No.1) | ¥535/時〜 | ○ 1人用個室ブース(全4室) | 記載なし | ○ 個室ブース | 大阪メトロ御堂筋線 新大阪駅7番出口 徒歩5分 西中島南方駅 徒歩6分 |
要確認 |
| シュシュWork新大阪(No.4) | ¥537/時〜 | ○ 1人用個室ブース(全4室) | 記載なし | ○ 個室ブース | 大阪メトロ御堂筋線 新大阪駅7番出口 徒歩3分 西中島南方駅 徒歩5分 |
要確認 |
| ミニマルワークブース新大阪(No.4) | ¥766/時〜 | ○ 個室ブース中サイズ(全4室) | 記載なし | ○ 個室ブース | JR新大阪駅 東口 徒歩1分 | 要確認 |
| CocoDesk 新大阪丸ビル別館(LI-21) | ¥330〜1,320/時 土日祝は3時間 ¥990 の特別プランあり |
○ 完全個室(モニター完備) | ○ 施錠可 | ○ 防音個室 | JR新大阪駅 東口 徒歩2分 | 要確認 |
| テレキューブ 新大阪駅在来線改札内 | ¥1,500/時 | ○ 完全個室型ブース | ○ 施錠可 | ○ 防音ブース | 新大阪駅 在来線改札内 新幹線改札からも徒歩1分・入場には乗車券等が必要 |
7:00〜21:00 |
| H¹T新大阪(ROOM W) | ¥2,365〜/時 | ○ 完全個室(10㎡) | ○ 施錠可 | ○ 遮音性に優れる | 新大阪駅 徒歩2分 | 要確認 |
| Regus オフィススペース(個室) | ¥4,212/時〜 期間限定価格 |
○ 壁と扉で仕切られた独立型個室 | 記載なし | 記載なし | 新大阪駅 徒歩5分 | 要確認 |
※横にスクロールできます。料金・営業時間は各社の公開情報および予約サイトの掲載内容をもとに、確認できた範囲で記載しています。最新の情報は各施設の予約ページでご確認ください。「鍵」「防音」は各社が公開している情報にもとづく記載で、公開情報がないものは「記載なし」としています。完全に密閉された個室ブースは消防法上の設備基準にかかるため、どの施設も完全な無音室ではありません。用語の意味はこちらにまとめています。
条件別の結論|新大阪駅周辺で個室ブースを探す
よくある条件ごとに、今回比較した施設のなかからの結論をまとめました。
新大阪駅周辺で一番安い個室ブースは?
結論:土曜は SpemaBox_新大阪東口(1時間299円)が最安です。平日・日曜は新大阪ワークピット(1時間462円〜・最低利用1.5時間から)が最も安く、SpemaBox_新大阪東口は594円になります。
1時間だけ使いたい場合は最低利用時間の設定にご注意ください。ほかにPaO Work新大阪(535円〜)、シュシュWork新大阪(537円〜)も同じ価格帯です。
新大阪駅周辺で24時間営業の個室ブースは?
結論:新大阪駅周辺で、単発で使える24時間営業の1名用個室ブースは確認できませんでした。SpemaBox_新大阪東口は7:30〜22:00(日曜も営業)、改札内のテレキューブは7:00〜21:00です。
早朝・深夜のリモート会議が定期的にあるなら、営業時間と最終の予約枠を事前に確認しておくことをおすすめします。
新大阪駅周辺で防音性・完全個室を重視するなら?
結論:設備を優先するならH¹T新大阪(1時間2,365円〜)、改札を出ずに使うならテレキューブ 新大阪駅在来線改札内(1時間1,500円)、費用を抑えつつ鍵のかかる完全個室を使うならSpemaBox_新大阪東口(1時間299〜594円)です。
ただし完全に密閉された個室ブースは消防法上の設備基準にかかるため、どの施設も完全な無音室ではありません。なおSpemaBox_新大阪東口は建物で大規模修繕工事が行われており、時間帯により工事音・振動が入る場合があります。
新大阪駅周辺でWeb会議・オンライン面接に使うなら?
結論:新幹線の乗り換えの合間ならテレキューブ 新大阪駅在来線改札内、出張中のリモートワークや腰を据えたオンライン面接なら東口 徒歩1分のSpemaBox_新大阪東口です。
モニターを使いたい場合はCocoDesk 新大阪丸ビル別館(モニター完備)も選択肢になります。
まとめ|新大阪で自分に合ったワークブース・ワークスペースを見つけよう
| 安さ重視(〜¥800/時目安) | とにかくコストを抑えたい方向け。新大阪駅東口・西中島エリアの無人運営ミニブースが中心 |
|---|---|
| 腰を据えて・法人利用 | 高い防音性や設備、駅構内アクセスを求める方向け。在来線改札内のテレキューブや、野村不動産・Regusなどの法人向けブランドが中心 |
新大阪駅東口・西中島エリアを含めて比較しましたが、その中でもSpemaBox_新大阪東口(¥299/時〜)が最安でした。無人運営でアプリ不要、スマホからその場で予約・解錠できる手軽さも特徴です。ただし現在建物の大規模修繕工事中のため、静けさを最優先したい方は工事の状況を踏まえてご検討ください。
より高い防音性や法人利用の機能性を優先したい場合、駅の在来線改札から出たくない場合、あるいは新大阪駅東口がすべて埋まっている場合も、上記の各施設もあわせて検討してみてください。
この記事の書き手について
この記事は、防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。ブースを運営している立場から、他社の施設も実際に確認して比較しています。比較には運営者自身の拠点であるSpemaBox_新大阪東口も含めており、該当箇所には「運営者の拠点」と表示しています。なお SpemaBox は株式会社スペースマーケットのブランド名で、同名の拠点は当運営者以外も運営しています。この記事の運営者拠点は、SoloWork運営者が運営する拠点のうち SpemaBox の名称で提供しているものです。また、比較対象のうち「METROMINUTES」表記の施設は、運営者の拠点と同じ運営会社が管理していますが、別事業者の物件です。他社施設の料金・設備は各社の公開情報および予約サイトの掲載内容をもとに、2026年7月時点で確認できた範囲で記載しています。
Web会議用ブース比較メモ|防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。