面談は対面・電話・オンラインから選べます。エージェントのオフィスに出向けば個室を用意してもらえるので、本来は場所に悩む相談ではありません。それでもこのページを開いたということは、自宅では話しにくい、あるいはオフィスまで行けない事情があるのだと思います。ここでは面談の実際の進み方と、自宅以外で受けるときの選択肢を整理します。
このページは防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。後半に自社拠点の紹介を含みます。エージェント各社の運用に関する記載は2026年8月時点の公開情報に基づくもので、実際の対応は担当者や状況によって異なります。
対面なら場所は用意してもらえます。オンラインを選んだ瞬間、場所は自分の問題になります。
大手エージェントは対面・電話・オンラインの3形式に対応しているのが一般的です。マイナビエージェントは自社オフィス内の個室で面談を行うほか、拠点まで足を運べない場合には最寄り駅近くのカフェなどでの出張面談にも対応しています。一方dodaは、キャリアカウンセリングについて「基本的にオンライン・電話で実施」と案内しており、会社によって力点は異なります。
対面を選べるなら、場所の悩みは基本的にありません。それでもオンラインになる場面は多く残ります。拠点が通える範囲にない。平日の夜や土曜に、往復の時間まで含めて拠点まで行くのが難しい。そして初回は対面でも、2回目以降の求人紹介や書類の相談、選考結果の連絡はオンラインや電話が中心になります。面談は企業の面接より回数が多く、活動期間を通じて断続的に発生するため、全部を対面でこなすのは現実的ではありません。
経歴の確認と希望条件のすり合わせ。案内には幅があり、30分〜1時間とするものと1〜2時間とするものがあります。
求人票や職務経歴書を画面共有で見ながら話す場面が多くなります。
選考が進むほど頻度が上がり、短い打ち合わせが増えます。
※所要時間は解説によってかなり幅があります。「30分〜1時間程度」とするものもあれば、「1回あたり1時間〜2時間程度」とするものもあり、経歴の長さや役職によっても変わります。初回の予定を押さえるときは、案内された時間より少し余裕を見ておくのが安全です。
在職者向けのサービスなので、そこは各社そろえてきています。
「在職中だと平日の日中しか面談できないのでは」と心配される方がいますが、実際は逆です。大手エージェントはいずれも平日夜間と土曜に対応しています。在職中の転職希望者が主な利用者なので、当然といえば当然です。
| サービス | 面談を受けられる時間帯 |
|---|---|
| doda | 平日 9:00〜19:30(予約最終時刻)/土曜 10:00〜19:30。日曜・祝日は不可 |
| リクルートエージェント | 土日や平日夜間の面談に対応。具体的な時間は都合に合わせて調整する運用 |
つまり、時間そのものは意外と確保できます。在職中の転職活動でつまずくのは、面談枠が取れないことではなく――
ここが本当の問題です。平日19時からの面談は、同居している人にとっては帰宅後のくつろぎ時間です。土曜の午前や午後なら、なおさら家族は在宅しています。面談の内容は現職の不満、いまの年収、いつ辞めるつもりか。家族にまだ話していない段階であれば、自宅の部屋から話すのは難しくなります。
加えて実務上の注意がふたつあります。ひとつは日曜・祝日に対応していないエージェントが多いこと。dodaは日曜・祝日の予約を受け付けていません。もうひとつは、夜と土曜の枠は人気が集中して埋まりやすいことです。希望の日時があるなら早めに押さえるほうが確実です。
昼休みを使う方法もありますが、初回面談を60分の休憩に収めるのは現実的ではありません。移動時間も要ります。2回目以降の短い打ち合わせなら成立しますが、初回は半休を取るか、夜・土曜の枠を押さえるほうが無理がありません。
条件は「静かで、通信が安定していて、会話の内容が他人に聞かれないこと」。
オンライン面談に必要な条件は3つです。相手の声が聞き取れる静かさ、途中で切れない通信、そして会話の内容が周囲に伝わらないこと。3つ目まで満たそうとすると、選択肢は一気に減ります。
| 場所 | 費用の目安 | 実際のところ |
|---|---|---|
| 自宅 | 0円 | ひとり暮らしで在宅できるなら最有力。同居家族がいる場合、平日夜や土曜は在宅している時間帯と重なります。在宅勤務中の中抜けで受ける場合は、業務用PCと私用端末の切り替えにも注意 |
| 勤務先の会議室 | 0円 | 避けてください。会議室の予約履歴が残る会社もあります |
| カフェ | 500円前後 | 隣席との距離が近く、年収や退職時期の話は聞こえます。長時間の通話を想定していない店も多く、同僚や取引先に見られる可能性も。カフェでWeb会議はしていい?で店ごとのルールを整理しています |
| カラオケ | 500円〜/時 | 声を出せて安価ですが、部屋に鍵はかからず店員の入室があります。隣室の音が入ることも。カラオケでWeb会議にテレワークプランの制約をまとめています |
| ネットカフェ | 500円〜/時 | 鍵付き完全個室のある店なら条件を満たしますが、席種によって通話可否が異なります。ネットカフェでWeb会議を参照 |
| 車内 | 0円〜 | 音は問題ありません。ただし通信が不安定になりやすく、画面共有された求人票を読むには環境が厳しい。長時間の駐車場所の確保も必要 |
| 個室ブース | 300〜1,300円/時 | 鍵のかかる1名用個室に電源とWi-Fiとデスクが揃います。駅ナカ設置型(15分単位)と、街なかのレンタル型(1時間単位)があり、面談のように1時間前後かかる用途では後者のほうが割安になります |
冒頭に書いたとおり、自宅で落ち着いて話せるならそれが最善です。ここに挙げた有料の選択肢は、その自宅が使えないときの話になります。1時間数百円で確実に区切られた空間を用意できる、というのが個室を借りる意味です。
場所が決まったあとの話です。企業の面接とは、少し勘所が違います。
企業の面接で画面を共有される場面はほとんどありませんが、エージェントとの面談では求人票、職務経歴書、想定年収のレンジといった資料を見ながら進みます。スマートフォンでも参加はできますが、画面が小さく資料が読み取れません。PCで参加し、可能なら外部モニターがある環境のほうが快適です。
選考ではないため、私服で構わないと案内されるのが一般的です。ただし迷うならジャケットを羽織っておけば外しません。オンラインでは上半身しか映らないので、そこだけ整っていれば十分です。在職中に勤務先の近くで受けるなら、普段どおりの服装のほうがかえって目立ちません。
私服で良くても、映り込む背景の問題は面接と変わりません。バーチャル背景が使えるツールもありますが、通信が重くなることがあります。通信は「つながるか」より「1時間切れずに保つか」が問題です。公共のフリーWi-Fiは混雑時間帯に不安定になりやすいため、モバイル回線を予備に用意しておくと安心です。
話が広がって延びることは珍しくありません。時間で区切られた場所を使う場合、面談の予定時間ちょうどで押さえると足りなくなります。初回なら予定より30分ほど長めに確保しておくのが無難です。
どのサービスを使う場合でも、事前に見ておきたい項目です。
ここからは運営者である当社のブースのご案内です。全ブースが1名用の完全個室で、内側はサムターン錠、離席時は外側のロックボタンで施錠できます(再入室は暗証番号の再入力が必要)。
前の項目に沿って言えば、エージェント面談で効いてくるのは「夜と土曜に開いているか」と「モニターがあるか」の2点です。以下は営業時間の長い順に並べています。
なお、当社のブースは完全防音ではありません。大きな声(約80〜90dB)はブース内でおおむね40〜50dB程度まで抑えられますが、無音室ではありません。カフェのように会話の内容が周囲に伝わる環境ではないものの、踏み込んだ話をされる場合はイヤホンのご利用と控えめな声量をおすすめします。有線接続には対応しておらず、Wi-Fiのみです。
・Web面接・オンライン面接に使える個室ブース(企業との面接はこちら。背景・通信の事前確認について詳しく書いています)
・人に聞かれたくない通話を個室ブースで
・副業・複業の打ち合わせに使える個室ブース(会社に知られたくない、という点は共通です)
・カフェでWeb会議はしていい?店のルールと限界
・カラオケでWeb会議|公式プランの料金と3つの制約
・ネットカフェでWeb会議|通話できる席とできない席
・コワーキングスペースでWeb会議|個室の数と料金
・ブースについて(設備・広さ・使い方)
・エリア別ブース比較メモ
※エージェント各社の対応時間は2026年8月時点で公開されている情報に基づきます。実際の対応可能時間は担当者や時期によって異なるため、登録時にご確認ください。当社拠点の料金・営業時間も2026年8月時点のもので、最新の情報は各拠点ページと予約サイトでご確認ください。
エージェントの面談時間・実施形式に関する記載は、2026年8月時点で以下を確認して作成しています。
・doda「キャリアカウンセリング(転職面談)の流れ」
・リクルートエージェント「転職エージェントは土日でも面談できる?祝日や夜も可能?」
・マイナビエージェント「転職エージェントとの面談は対面のみ?」
・マイナビ転職「転職エージェントとの面談は対面のみ?事前準備や話すポイントも解説」
・JAC Recruitment「転職エージェントとの面談は何を話す?」