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公式プランあり30分250円〜規約に書かれた制約

カラオケでWeb会議はできるか

結論から言うと、できます。カラオケは、事業者が公式に業務利用を認めている数少ない場所です。主要チェーンの多くがテレワーク向けの料金を用意しています。ただし業態として避けられない制約が3つあります。うち2つは、事業者自身が規約に明記しています。知ったうえで選ぶかどうかの話だと考えています。

このページは防音個室ワークスペース SoloWork の運営者が制作しています。カラオケの利用を否定する目的のページではありません。記載は2026年8月時点で各社が公表している情報に基づきます。プランの有無・料金・設備はチェーンおよび店舗によって異なりますので、ご利用前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。

まず、カラオケでのWeb会議は「公式に認められている」

これは、ほかの選択肢にはない強みです。

カフェでWeb会議をしていいかどうかは、店舗の掲示を見るまで分かりません。カラオケは違います。主要チェーンの多くが、業務利用向けの料金を正式に用意しています。

プランと料金は、チェーンによってかなり違う

チェーンプラン名料金(税込・1名)利用できる時間帯
ビッグエコーテレワークプラン 30分 250円
(1時間あたり500円)
全日・全時間帯
JOYSOUND直営店テレワークプラン 1時間 550円
フリータイム 1,080円
平日 開店〜20時
パセラおしごとパセラ 1時間 600円/3時間 2,100円
7時間 3,500円
店舗による
カラオケ館テレワークルーム カラオケ室料とは別区分
(金額は店舗・時間帯による)
店舗による

※横にスクロールできます。2026年8月時点で各社が公表している情報です。

同じ「カラオケでテレワーク」でも、課金の仕組みからして違います。ビッグエコーは30分単位で全時間帯フラット。JOYSOUND直営は1時間かフリータイムかの二択で、平日の20時までという制限があります。パセラは長く使うほど時間単価が下がる設計で、7時間3,500円は1時間あたり500円です。ソフトドリンクは各社とも料金に含まれます(パセラは1時間につき1杯)。

短時間ならビッグエコー、長時間ならパセラかJOYSOUNDのフリータイム——という選び方になります。1時間だけ使いたいときと、半日こもりたいときで、有利なチェーンが入れ替わります。

プランは常設とは限りません
JOYSOUND直営店は夏季繁忙期のため、2026年7月30日から8月31日まで全店でテレワークプランを休止しています(9月1日再開予定)。過去にプランを提供していたものの、現在は公式サイトに案内が見当たらないチェーンもあります。行く前に、そのチェーンの公式サイトを確認してください。

設備面で共通して期待できること

  1. 完全個室で、1名から使えるこれは業態としての強みです。声を出しても咎められません。
  2. Wi-Fiと電源多くのチェーンで用意されています。ただし有線LANは使えないのが一般的です(ビッグエコーは公式FAQで有線LAN不可と明記)。
  3. カラオケ機器はオフにできるビッグエコーは「テレワークとカラオケ利用の違いは、カラオケの電源を切ること。それ以外の違いはない」と説明しています。BGMやデモ映像が流れ続ける心配はありません。
  4. 部屋のモニターを外部ディスプレイとして使える場合があるHDMIケーブルでパソコンと接続し、資料を大きく表示できます(対応状況・ケーブル貸し出しは店舗により異なります)。
  5. 駅前立地が多く、全国にある出張先や移動の合間でも見つけやすいのが実用上の強みです。

ただし、業態としての制約が3つある

これはチェーンを選んでも消えません。うち2つは規約に明記されています。

以下はカラオケという業態そのものに由来する制約です。どのチェーンを選んでも、程度の差はあれ同じ構造になります。最初の2つはビッグエコーが利用規約とFAQに明記しているので、記述が具体的な例として引用します。3つめは規約には書かれていない、実際に使ってみて分かる類のものです。

1. 音は漏れ聞こえる

ビッグエコーのテレワークプラン利用規約の冒頭には、こう書かれています。

カラオケの音が漏れ聞こえる場合があります。あらかじめご了承ください。

同社のFAQも、この点をより具体的に説明しています。

Q. テレワークプランでは周りの歌声などが聞こえたりしませんか?
A. カラオケ利用のお客様とは離れたお部屋へのご案内を心がけておりますが、店舗の混雑状況によって静かなお部屋がご用意できない場合もございます。

誠実な書き方だと思います。同時に、これは静かな部屋が保証されないということでもあります。混雑する時間帯に当たれば、隣から歌が聞こえる部屋に通される可能性があります。書き方の丁寧さに差はあっても、隣室で人が歌っている以上、この構造はどのチェーンでも変わりません。

ここで見落とされがちな点をひとつ。自分の耳で「まあ気にならない」と感じる程度の音でも、マイクは拾うことがあります。自分には環境音として処理できても、通話相手のスピーカーからは、背後で誰かが歌っているように聞こえます。部屋に入った瞬間の体感と、相手側に届く音は別物だとお考えください。

2. 部屋に鍵はかからない

こちらは、あまり知られていない点かもしれません。カラオケ店は防犯や安全確認のため、客室を施錠しない運用が一般的です。

Q. ルームに鍵はついていますか?
A. 防犯上、施錠は行っておりません。貴重品管理につきましては、お客様ご自身の管理・責任にてお願いしております。

個室ではありますが、閉じられる個室ではありません。会議の途中で扉が開く可能性は残ります。また、パソコンや荷物を置いたまま席を離れることも想定しにくくなります。

3. テーブルが低い

これは規約にもFAQにも書かれていませんし、比較記事でもあまり触れられていません。ですが実際に使うと、長時間ではここが一番効いてきます。

カラオケルームは歌うための部屋です。ソファに座って、飲み物を置いて、マイクを持つ。その前提で作られているので、テーブルは低く、椅子はソファになります。ここにノートパソコンを置くと、画面の位置がかなり下がります。

結果として、前かがみの姿勢で作業することになります。1時間なら気になりません。半日こもると、首と腰に来ます。ソファは沈み込むので姿勢も安定しません。運営者自身が過去に月2〜3回ほどテレワークで使用していた経験からは、長時間の作業には向いていないと感じました。

Web会議ではもうひとつ影響があります。カメラの角度が下からになりがちです。ノートパソコンを低い位置に置けば、あごの下から顔を映すことになります。社内会議なら問題ありませんが、商談や面接では見え方が変わります。

対策で一番効くのは、部屋のモニターにHDMIで接続して視線を上げることです。JOYSOUND直営店は無料貸出グッズにHDMIケーブルを挙げていますし、ビッグエコーも一部店舗で貸し出しています。画面が目線の高さに来るだけで、前かがみの姿勢はかなり改善します。

一方で、PCスタンドのような高さを補う道具は、無料貸出の一覧に見当たりませんでした。ビッグエコーの貸出はフリーWi-Fi・ブルーレイ/DVDプレイヤー・携帯充電器・コンセントタップ・スマホ接続キット、JOYSOUND直営店はスマホ充電器・電源タップ・HDMIケーブル・DVD/Blu-rayプレイヤー(いずれも2026年8月時点の公表内容)。貸出品の中心は電源とケーブルで、姿勢に関わるものは含まれていません。必要なら持参するのが確実です。荷物やカバンで高さを作るという手もあります。

とはいえ、店舗単位で備品を置いているところはあります。PCスタンドやリングライトが用意されている店舗も実際にあり、テレワーク用途を意識した店舗ほどその傾向があります。

ただし、これらは公式サイトの貸出一覧には載っていません。事前に確認する手段がなく、行ってみて初めて分かります。あれば助かる、なければ困る、という前提で持っていくのが無難です。

もっとも根本的には、机と椅子が仕事用ではない、という一点に尽きます。

料金は長時間ほど有利、姿勢は長時間ほど不利
パセラの7時間3,500円のように、カラオケは長く使うほど時間単価が下がります。一方で、低いテーブルの負担は時間に比例して増えます。この2つが逆を向いている点は、こもる時間を決めるときの判断材料になります。
「個室」と「鍵のかかる個室」は別のものです
普段の社内会議なら気にならない差ですが、採用面接、人事の話、顧客情報を扱う打ち合わせでは、この違いがそのまま判断材料になります。

向く場面・向かない場面

3つの制約を踏まえると、線引きははっきりします。

カラオケが向く

1〜3時間程度の作業、社内の定例会議、聞くだけの会議、モニターに資料を映しての打ち合わせ、出張先での隙間時間。コストを抑えたいとき。

時間帯次第

取引先とのオンライン商談。空いている時間帯なら問題ありませんが、混雑時に静かな部屋を外すと印象に影響します。

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向かない

採用面接、静粛な環境が要件のオンライン試験、他人に聞かれたくない内容の通話、扉が開いては困る場面。

整理すると、判断を分けるのは「外したときに取り返しがつくかどうか」です。社内会議なら、隣から歌が聞こえても笑い話で済みます。面接や商談では済みません。カラオケは平均点が高く、最悪値が読めない選択肢だと考えると、選びやすくなると思います。

加えて、こもる時間の長さも見ておいてください。料金は長時間ほど有利になりますが、低いテーブルとソファでの作業は長時間ほどつらくなります。半日単位で作業するつもりなら、料金だけで決めないほうが無難です。

関連して、オンライン試験の受験環境についてはオンライン試験を個室ブースで受けるにはに、採用面接での場所選びについてはWeb面接はどこで受ける?場所5つを比較にまとめています。

個室ブースとの違い

料金だけで見ると、実は拠点によって前後します。

SoloWork・SpemaBox は、駅近の1名用の完全個室・防音ワークブースです。カラオケとの違いは、先ほどの2点がそのまま裏返しになります。天井まで囲われた防音仕様で、内側から施錠できます。隣の部屋から歌が聞こえることはありませんし、会議中に扉が開くこともありません。

料金は正直に書きます。当社は拠点により1時間299円〜607円です。カラオケ側はチェーンによって幅がありますが、たとえばビッグエコーのテレワークプラン(1時間あたり500円・ドリンク飲み放題付き)と並べると、飯田橋・中野・新大阪は当社のほうが安く、中目黒・渋谷・大森はカラオケのほうが安くなります。より安いプランを出しているチェーンもありますので、料金だけで選ぶならカラオケが有利な場面は多いと思います。飲み放題が付くことを考えると、長時間の滞在ならなおさらです。

もうひとつ、当社のブースはワークブース製品(Pa・O Work)を使っているため、デスクとチェアは作業用の高さです。低いテーブルに前かがみになる姿勢にはなりません。長時間こもるつもりなら、ここは効いてきます。

逆に当社が向かないのは、広さが必要な場合です。1名用で約1.2㎡のため、資料を広げたり、大きな荷物を持ち込んだりする使い方には向きません。カラオケルームのほうが明確に広く、飲食もできます。

選ぶ基準としては、会議の内容が「外したときに困るもの」かどうか。困らないなら、安くて広いほうが合理的です。

拠点

全ブースが1名用の完全個室。内側から施錠できます。

24時間営業

SoloWork飯田橋

🚉 東京メトロ東西線 飯田橋駅 徒歩2分
🕗 24時間営業
💴 1時間 299円〜
🚪 1名用・全6ブース
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室内トイレあり

SoloWork中野北口

🚉 JR中野駅 北口 徒歩4分
🕗 8:00〜23:00
💴 1時間 299円〜
🚪 1名用・全4ブース
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駅徒歩1分

SoloWork中目黒駅前

🚉 東急東横線 中目黒駅 徒歩1分
🕗 10:00〜19:45
💴 1時間 545円〜
🚪 1名用・全5ブース
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土日も営業

SpemaBox_渋谷神南一丁目

🚉 JR渋谷駅 徒歩6分
🕗 平日 9:00〜22:00/土日 9:00〜20:30
💴 1時間 607円〜
🚪 1名用・全3ブース
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15分から利用可

SpemaBox_新大阪東口

🚉 JR新大阪駅 東口 徒歩1分
🕗 7:30〜22:00(日曜も営業)
💴 1時間 299円〜/最短15分
🚪 1名用・全3ブース
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よくある質問

カラオケでWeb会議をしたら、店に迷惑ではありませんか?
迷惑ではありません。主要チェーンの多くが業務利用向けの料金を正式に設けています。たとえばビッグエコーは公式FAQで「テレワークや会議などカラオケ以外の用途で利用できますか?」に「はい、ご利用いただけます」と明記し、法人契約120社以上を公表しています(2025年9月現在)。JOYSOUND直営店とカラオケ館は「テレワークプラン」「テレワークルーム」、パセラは「おしごとパセラ」という形で提供しています。カフェと違って、店側が想定している使い方です。
隣の部屋の歌は、会議の相手に聞こえますか?
聞こえる可能性があります。隣室で人が歌っている以上、これはチェーンを問わず共通する構造です。たとえばビッグエコーはテレワークプランの利用規約に「カラオケの音が漏れ聞こえる場合があります。あらかじめご了承ください」と明記し、FAQでも混雑状況によっては静かな部屋を用意できない場合があると説明しています。なお、自分の耳では気にならない程度の音でも、マイクは拾うことがあります。
カラオケの部屋に鍵はかかりますか?
かからないのが一般的です。カラオケ店は防犯や安全確認のため客室を施錠しない運用が通例で、たとえばビッグエコーは公式FAQで「防犯上、施錠は行っておりません」と明記し、貴重品の管理は利用者の責任としています。会議中に扉が開く可能性があるという点は、面接や機微な内容を扱う打ち合わせでは判断材料になります。
テレワークプランはいくらですか?
チェーンによってかなり異なります。2026年8月時点の公表情報では、ビッグエコーが30分250円(税込・全日全時間帯・1時間あたり500円)、JOYSOUND直営店が1時間550円またはフリータイム1,080円(平日の開店〜20時)、パセラの「おしごとパセラ」が1時間600円・3時間2,100円・7時間3,500円です。カラオケ館もカラオケ室料とは別のテレワークルーム料金を設けています。課金単位も利用できる時間帯も各社で違うため、短時間ならビッグエコー、長時間ならパセラやJOYSOUNDのフリータイムというように有利なチェーンが入れ替わります。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください。
カラオケ機器のBGMや映像は流れたままですか?
業務利用のプランでは、カラオケ機器をオフにした状態で案内されるのが一般的です。ビッグエコーは「テレワークとカラオケ利用の違いは、カラオケの電源を切ること。それ以外の違いはない」と説明しています。BGMやデモ映像が流れ続ける心配はありません。なお部屋のモニターはHDMIケーブルでパソコンと接続して資料を大きく表示できる場合があります(対応状況やケーブルの貸し出しは店舗により異なります)。
長時間こもって作業するのに向いていますか?
料金の面では向いています。長時間ほど時間単価が下がるプランが多いためです。ただし姿勢の面では逆で、カラオケルームは歌うための部屋なのでテーブルが低く、椅子はソファです。ノートパソコンを置くと前かがみになり、半日こもると首と腰に負担がかかります。部屋のモニターにHDMIで接続して視線を上げるのが最も効果的で、HDMIケーブルを無料で貸し出しているチェーンもあります。ただしPCスタンドのような高さを補う道具は、公式の貸出一覧には含まれていないことが多いです。店舗単位でPCスタンドやリングライトを置いているところもありますが、事前に確認する手段がなく状態も分からないため、必要なら持参をおすすめします。いずれにせよ机と椅子が仕事用ではないという点は変わりません。1〜3時間程度であれば気にならないと思います。
オンライン試験や採用面接に使えますか?
オンライン試験は、試験ごとに受験環境の要件が異なります。周囲に音がある環境や第三者が入室し得る環境を認めていない試験もあるため、必ず試験の規定をご確認ください。採用面接については、静かな部屋を確保できるかどうかで結果が大きく変わります。うまくいけば快適ですが、外したときの立て直しが難しい点にご注意ください。
楽器の練習やボイストレーニングにも使えますか?
音を出す練習そのものはカラオケの得意分野ですが、業務利用プランの対象外となることがあります。ビッグエコーの場合、楽器など音が出る用途はテレワークプランでは利用できず、通常のカラオケ料金での案内になります。使えないのではなく料金体系が変わる、とお考えください。扱いはチェーンによって異なります。なお当社のブースは防音ですが楽器演奏には対応していません。

鍵のかかる防音個室を、1時間から

東京5拠点+新大阪。予約してすぐ使えます。

拠点一覧へ

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人に聞かれたくないオンライン通話に
拠点一覧(各拠点の最寄駅・営業時間・料金)

出典

2026年8月時点で公表されている以下の情報に基づいています。
・カラオケ ビッグエコー「【個室でテレワーク】Wi-Fi・会議も最適」(料金・利用規約・よくあるご質問)
・カラオケ ビッグエコー「テレワークや会議などカラオケ以外の用途で利用できますか?
・カラオケショップ JOYSOUND「防音プライベート空間でテレワーク」(料金・設備・無料貸出グッズ・実施店舗・休止のお知らせ)
・カラオケ ビッグエコー「無料サービス・無料貸出
カラオケ館 提携ご優待サービス(テレワークルーム料金の記載)
カラオケ パセラ「おしごとパセラ」(ご利用料金)

プランの有無・料金・時間区分・ドリンクの扱い・施錠の可否・音への配慮は、チェーンおよび店舗によって異なります。また、プランが休止・終了することもあります。ご利用前に各社の公式サイトおよび店舗にご確認ください。また、勤務先の情報セキュリティ規程がある場合は、そちらの定めが優先されます。